女性のココロとカラダが整う お役立ちコラム

コラム羽

妊娠を望む方へ

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生命を産み育てるという機能は女性だけに備わっているものですが、このために必要となるエネルギーは莫大なものです。妊娠前のカラダづくりとして最も大切なことは、生命を宿すカラダとして、十分なエネルギーが備わっていることです。

このエネルギーには、3つの要素が含まれます。

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まず一つめ。受精卵を着床させて、妊娠を維持できるカラダであること。

これは、栄養素や酸素がたっぷりの温かい血液が巡っていることでもあり、生み育てていくための筋力・体力でもあり、子宮や卵巣、卵子の状態が健康であることでもあります。
そのためには、常日頃から十分な休息を取る習慣や、カラダにとって自然な生活習慣、カラダを冷やさない工夫がとても大切です。

特に、既に出産を経験されていて、二人目、三人目のお子さんが欲しいと思われている方や、35歳以上で妊娠を望んでいる方は、妊娠維持と出産にむけて、しっかり体力づくりをしていきましょう。
筋力・体力が落ちていると、健康的な妊娠期間を送れなかったり、出産や産後のカラダの回復に時間がかかってしまったり、元気で育児に臨むことが難しくなってしまいます。

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二つめ。妊娠を引き寄せるマインドを持つこと。

もし、あなたの中で、妊娠を妨げている何らかのブロックがある場合は、それを外していくことが必要です。

あなたの「妊娠したい」という気持ちが、純粋にあなたの内側から湧き出てくるものであれば問題ありません。

しかしそうではなく、「外側の世界の何か」、例えば、世間体や誰かとの比較、親や社会から植え付けられた観念・通念によって、「妊娠しなければいけない」と思い込んでいるとしたら、そのマインドを解放していく必要があります。

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そして三つめ。

ここが最も重要です。それは何かというと、「成熟した女性性のエネルギー」を纏うこと。

「女性性のエネルギー」の特徴とは、「育み」「受容・寛容」「今に幸せを感じる」「見守る・待つ」「与える」「柔らかさ」「感受」などがありますが、これは言い換えれば「成熟した母性」とも言えます。

現代は、どちらかというと「男性中心」に偏った社会です。
効率や成果が重んじられ、正解であること、優劣、勝ち負け、経済優先に目が行きがちです。
ところが、これらは全て「男性性のエネルギー」の特徴です。

これらが評価されるため、このエネルギーにそぐわない「女性性のエネルギー」は抑圧されたり、軽視されたりして、女性にとっては非常に生きづらい時代が長らく続いてきたと思います。

しかし、その結果、男女ともに女性性と男性性のエネルギーのバランスが崩れ、多くの人が心身の不調に悩まされています。不妊はそのエネルギーの不調和を象徴しているものの一つであると感じます。

女性性・男性性ともに、高次と低次のエネルギー状態があり、妊娠率を高めていくには、高次の女性性エネルギー、つまり成熟した女性性のエネルギーの状態にできるだけ近づけていくことです。

その根底において大切なことは、パートナーと愛し愛される関係性にあり、自分を慈しみながら人生を愉しむこと。

さらに、パートナーとの性行為は「妊娠のため」ではなく、二人の愛の表現であることと、生きる悦びの延長線上にあることとする方が、結果的に妊娠に結びつく確率が高くなります。

なぜなら、「性」は「生」であり、「心で生きる」「心が生きる」ものだから。

今を生きること・パートナーとの性行為を含めて、人生を愉しむことそのものが、無から有を生み出す原動力になるのです。
大地に根を張るがごとく、あなたがしっかりと「自分の人生を生きること」に根差している状態が、妊娠を引き寄せる鍵です。

そうなるためには、カラダを整えていくことと同じように、少しずつ自分のエネルギーを育てていかなければなりませんが、高次の女性性を目覚めさせる初めの一歩は、自分の内側から湧き上がる「本当はこうしたい!」や「これが欲しい!」「こう生きたい!」もしくは「これは嫌!」という声に素直に従えるようになることです。

女性性が得意とする「感受」を育てていくと、自然とあなたが本来求めている願いや幸せを引き寄せることができるようになります。

これらの3つのエネルギーに共通しているのは「生命力」ですが、それは誰しもが本来持って生まれてきています。

そうでなければ、あなたは今この世に存在してはいません。
そして、その生命力を引き出すことができるのは他でもないあなた自身です。

カラダとココロの両方を整えて、あなた自身をエネルギーで満たし、ぜひ妊娠に備えてくださいね。

さらに学びたい方はこちら → 妊娠前のカラダづくりメール講座

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