婦人科系トラブルで
お悩みの方へ
現代社会において、婦人科系の疾患を抱える女性は、二人に一人と言われています。
ということは、もうほとんど「あって当たり前」と言える状況だと思います。
それもそのはず。今や生理痛がない方がおかしいくらいの認識になっており、テレビでは生理痛のための鎮痛薬のCMが当たり前のように流れ、ピルを積極的に勧める情報番組も見られるようになりました。
疾患の種類も、子宮筋腫や子宮内膜症(卵巣嚢腫)だけに限らず、ポリープや子宮内膜増殖症、多嚢胞性卵巣症候群など、ひと昔やふた昔前にはあまり耳にしなかった疾患名も増えてきていますし、乳癌をはじめ、子宮や卵巣の癌の罹患者数も右肩上がりの状況です。
それだけでなく、これらの婦人科のトラブルは、年々低年齢化しています。
尿もれや更年期障害に関しては、既に40代で悩んでいる人は相当数に上ります。
乳癌や筋腫、内膜症などは本来、40代以降のエストロゲン分泌が過剰になる年齢に見られる疾患ですが、近年は、20代や30代でも罹患するケースが増えています。
疾患が低年齢化していることの背景には、食生活の問題と、早くから自律神経を乱しやすいライフスタイルによることが一番の原因かと思われます。
現代は、小さいうちから目を酷使する環境にありますし、夜も明るく過ごすことが可能なため、夜遅くまで起きていることになんら不自然を感じなくなるのだと思います。
また、食材から摂取してしまう環境ホルモンなどによって、体内のホルモン分泌が乱れてしまうことも大きな原因の一つと考えられます。
そのようなライフスタイルを長期間過ごしてしまうと、カラダ目線で見てみたときに、特に女性のカラダにおいては、「産むための機能」を放棄することに繋がってしまうのです。
つまり、生殖器系のトラブルを自ら積極的に招いていることになるのですね。
問題は、そのことを早くから教えてくれる人がいない(いなかった)ということ。
それによって、手遅れとなっている人も多くいますし、私もその一人です。
そんな「痛い目」に遭った私だからこそ、とにかく私のような経験をする人を一人でも少なくしたい!という思いで、情報を発信しています。
また、婦人科系のトラブルは、生活習慣やカラダのケア・扱い方の問題だけでなく、その方のマインドやエネルギーの状態もここに大きく関わっているのではないかと私は感じています。
それは知らず知らずのうちに社会や学校、親などから植え付けられた観念も大きく影響してきます。
特に女性の場合は、これまでの社会が「男性中心(男性性)」だったために、非常に生きづらく、女性に内在する「育み」「受容」「今に幸せを感じる」「見守る」「与える」「柔らかさ」などの能力(女性性)が生かされる機会がとても少なかったのではないでしょうか。
このような女性が得意とする能力(女性性)が大いに発揮できない状態にあれば、どうしても婦人科系のトラブルを招きやすかったり、本当はどう生きていきたいのかといった内側の自分を表現すること、幸せになることに対して遠慮してしまったり、ということが起こりやすくなると感じています。
また子宮というのは、様々な感情も溜めやすい臓器です。
これまでフタをしてきたり、見ないフリをしてきた様々な感情やトラウマ、傷ついた思いなどは、ココロの奥深くだけに閉じ込めていると思いきや、それだけでなく、子宮にも残りやすいものなのです。
婦人科系のトラブルを改善していきたいと思ったら、カラダを整えるだけでなく、自分と向き合い、焦げ付いてしまった感情や思い込み、観念なども手放していく必要があります。
これはときに、時間のかかる作業です。
なぜなら、無意識の領域にアプローチするので、自覚がない場合があるからです。
そこを掘り起こし、自分を見つめる作業はとてもエネルギーがいるものです。
しかも、丁寧にやっていく必要があります。
しかし、諦めることはありません。
このページにたどり着き、この文章をお読みくださったあなたは少なくとも、ご自分のカラダを、そして人生を変えていく方法があることを知ったのですから。
今、この瞬間からできることを少しずつ始めてみてください。 カラダは必ず応えてくれますよ!
さらに学びたい方はこちら → 婦人科系疾患がある方のためのカラダづくりメール講座(近日公開)
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